耐える日々と勘違いが連続の一ヶ月
同じ境遇に置かれた誰かの参考になってくれたなら、救いかもしれません。
妻が鬱と診断されて早一ヶ月が経過しました。
一ヶ月目は、とにかくしんどい日々の連続でした。
直接のきっかけはジュニアくんが初めて入院したあと、僕も妻も体調を崩してしまったところからかもしれない。
人間、本当に心の余裕がなくなると、自分が冷静のつもりでいても、まともに考えられなくなるのかもしれないです。
妻が寝込んでいる間、育児と家事と、看病と仕事と。更には自分も体調を崩しながら、これらを主に一人でやらないといけない。
この状況は、今振り返ってもストレスがたまらないわけがないと思います。
妻から言われた一言で、感情が抑えきれなくなり、ちょっとした口論になりました。
(もともと僕も妻も、自分の気持ちを押さえ込む方の人間なので、余裕がなくなると時々爆発してしまうのだとあとで気づきました)
今思い返せば、僕はただ正論だと思う意見を言っていただけだったんだと思います。
相手の悩みや、思いの根っこにあるものをわかろうとせず、相手が本当はどうしてほしいのかもわからなかった。
自分のことしか考えない、最低なことをしていたんだと思います。
ここから、妻は様子が変わり、夜中に異常な行動を取ったり、家出をするようになりました。
とある日、精神科の病院へ行って診察受けてきたということ。抗うつ剤の薬をもらってきたということを告げられ、授乳中のジュニアくんにも少なからず薬の成分が流れることを告げられました。
その時は、ショックと不安でいっぱいになりながらも、心のどこかで「大したことはないだろう」と思っていたんではないかとおもいます。
もしくは、自分がなんとかしよう。鬱に負けてられるか!!
などと考えていたように思います。
あとで気づきましたが、それも間違いでした。無知は怖いものです。
僕は、うつ病がただの考え方の問題で、怠け者の病気と、心の何処かで思っていたんです。
そんな考えの人間が、うつ病の人間と向き合えるわけありませんよね。
そんな自分は、妻の一言で、人生を全否定された気分になりました。
そこからでしょうか。自分にも、ちゃんと素直に向き合わなくちゃ。
と強く感じました。
このことに気づかなければ、こうして何か一歩を踏み出すこともなかったかもしれない。
妻に感謝ですね。
そしてここからが本番ですね。
無理せず、できることをやってみようと思います。
続きはまた今度。
次は、やってみてよかったこと、悪かったことをまとめてみようと思います。